( 1 ) ふるさと

作詞 野長瀬 正夫
作曲 前田 行央

※ ふるさとは そらをただよう しろいくも
ふるさとは そらをただよう しろいくも
めにとおく こころにちかく きえては うかぶ しろいくも ※
(※~※くりかえし)

( 2 ) 山によせて

作詞 野長瀬 正夫
作曲 欠塚 勉
編曲 福井 文彦

  1. 青空に そびえ立つ山
    千年の 雪をいただき
    白雲は ゆるくただよう
    山よ 山よ
    きびしく ゆるぎなく
    そびえ立つ山
    そのすがた 父に似て
    われを呼ぶ はるかなる山
  2. わが胸に うかびくる山
    緑なす 木木を茂らせ
    歌声の ひびく森かげ
    山よ 山よ
    やさしく なつかしく
    うかびくる山
    おもかげは 母に似て
    われを呼ぶ ふるさとの山

( 3 ) 潮の岬旅情

作詞 野長瀬 正夫
作曲 前田 卓央

  1. はまゆう薫る
    紀伊の国
    潮の岬に きてみれば
    黒潮躍る海原に
    夕日はあかく
    沈みゆく
  2. ああ美[うるわ]しの
    夕映えや
    彼方の空は 火と燃えて
    輝く海に飛ぶカモメ
    群れて波間に
    消えゆきぬ
  3. さらば帰らん
    我が友よ
    星影淡き 磯伝い
    仰げば白き灯台に
    青き海辺に
    灯はともる