「は」

・はい はや(魚)鮠
・ばい ①はい(魚)
②はえ 蝿
・はいがま 肥料用の灰を作るかま 塵芥[じんかい]焼却場
・ばいくそ そばかす
・はいご 目高
・はいとりぐも 表面格好ばかりで実力ないこと 剣道の下手なものも称す
・はいぼーず (折立)
・はえね 松茸の「はえね」 よく生える地帯
・…はか ①…のみ 「それはかない」「それはっちゃない」
②それ以外
・はがいい 歯がゆい くやしい
・はきもの 総じて草履をいう
・はぎり 歯ぎしり
・はぐる めくる
・はげちゃびん 禿頭
・はげっしょう 半夏生[はんげしょう]
・はご
・はこい 粟とか甘藷の甘味を言うときに使う
・はごき 歯ぐき
・はこなた 箱鉈 箱鞘[さや]のある鉈
・はざ 麦のはざ うねはば
・はさっさー ばった 転じてお転婆をいう場合あり
・はしかー 乱暴な すばしこい
・はしかい ①籾の粉などが身体にふれてかゆさを覚えること 転じて気性の荒いこと
②肌ざわりの粗い
・はしく かわく
・はじける 乾いて割れる 果実がはじける
・はしっちょ
・はじょうがわるい 歯が悪い 歯の質
・はしり 野性禽獣[きんじゅう]の通路
・はしりやい 徒競走
・はずむ おごってやる 振舞う
・はた ①横合 第三者 「はたから彼此いうな」
②附近 傍
・はだける ①残飯を整理すること
②ものを除ける どける
③着物の前をはだける 手で物を払う
・はたらきど 働き手
・はっかけ 衣・着物の裾まわし 裾裏
・ばっかし ばっかり ばかり
・はっさい おてんば 蓮葉者
・ぱっち ①円形の厚紙にて作り互に相手のばっちをひっくり返しあう遊び
②股引
・…はっちゃー (→「…はか」に同じ)
・はっちょうよこ 八丁横 とんでもない見当外れ
・ぱっぱ (童語)煙草
・はつる うすく削りとること
・はで 収穫物を干す建物
・はでば (→「はで」に同じ)
・はとむね 鳩胸
・はな ①神佛前に供える榊
②先の方 端 流材の先頭
・はながいい 気味がよい
・はながら 神佛前の供物 主として生米等
・はなきみがよい 気味がよい
・はなぐり 牛の鼻に通す器具
・はなぐろいったち 鼻の先の黒い事
・はなげた 牛のはなげた 鼻の周囲
・はなご 鼻汁
・はなしょうじ ①はなすじ
②鼻隆骨が高い
・はなた 端の方
・はなたて 花立て 墓前・佛前に供える花筒
・はなぢゅうだす 鼻血を出す
・はななんなー 鼻の穴
・はなぺしゃ 低い鼻
・はなをひしゃぐ 御馳走を食べるの戯称
・はね
・ばば (童語)着物
・はばり 刃針 腫物等を切開する日本風メス
・はぶ(び) (→「はんび」に同じ)
・はま 下駄の歯
・はまつ 早松(茸) 松茸よりも早く出る
・はまる 陥る 落込む
・はみ 鮎の「はみ」 鮎は岩石等に自分の場所をつくって離れないことがある
この場所、群をなして筋のついている所 「はみをする」
・はもれ あしび(馬酔木)
・はもろ (→「はもれ」に同じ)  
・はよー はやく
・はよーに 以前
・はらをする 魚の腹をさいて料理をすること
・はり 羽蟻
・はりうなぎ 鰻の仔魚
・ばりきがよい 威勢がよい
・ばりきいい (→「ばりきがよい」に同じ)
・はりこむ おごる 奮発する
・ぱりつく 威張る 羽振りのよい
・はりのめど 針の穴
・はりはり 干大根を刻んで三杯酢にしたもの
・ぱりぱり 有数なもの 錚々たるもの
・はりまわす 張る 頬を張る
・はる 平手でたたく
・はれごんだ 腫れごんだ ひどく腫れること
・ばんかしら 番頭
・ばんぎ 割木なるも主として木馬道に敷くときに使う
・はんぎり たらいのようなもので食品を作る場合に使用する
・はんこ 判印
・はんだつ マルバアケビ 実はアケビのように裂けない
・はんちゃ 半纏[はんてん]
・はんと 数の揃わないこと
・ばんどり むささび
・はんび まむし
・はんまい 飯米 御飯 食糧