|
|
|
|
|
1 村の開発につくした人
玉置高良は折立で生まれました。
宇智吉野郡長をつとめ,今の大字神下の道路「田戸街道」を開通させました。
自分のざい産も使って,3里(約12km)の道路を開きました。おかげで,大変便利になりました。
玉置高良の労力をたたえる碑が葛川小学校の近くにあります。
中嶋林蔵は,昔,桑畑で店をしていました。新宮から川船で来た荷物は,この店でおろされ,山ごえで平谷へ運ばれていました。それは,川に大きな岩があって,船が通れなかったからです。
林蔵は,自分の店のもうけがなくなるのを知りながら,何年もかかって,岩をくだきました。
おかげで,新宮と平谷が船で行き来できるようになりました。
更谷喜延は,今の村有林のもとをつくった人です。玉置山一帯に大植林をし,後に十津川中学文武館をたてる資金としてもつかわれました。
そのほかに,十津川村の開発につくした人々は多くいます。みんなでくわしく調ベてみましょう。 |
|
|
|
|
|
|