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○山の仕事 |
1 山ではたらく人びと
わたしたちの村は,昔から林業がさかんなところです。
人びとはすぎやひのきを育てて,くらしをささえてきました。
そこで,たけし君たちは,仕事のようすを知るために,山ではたらいているおじさんの話を聞きました。
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おじさんの話 |
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木を育てるには,長い年月がひつようなんだ。植えてから切り出すまでに,40年いじょうかかるんだよ。せわをしないとよい木は育たないしね。雨や雪のときは,仕事ができなくてこまるんだ。山で仕事をする人がへっているのも気がかりだ。でも,自分たちが育てた木が大きくなると山仕事をしていてよかったと思うよ。 |
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友だちの作文 -山仕事- |
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 曲がり角にきたとき,チェンソーの音が聞こえてきました。わたしよりずっと早く家を出たお父さんが,いっしょうけんめいはたらいています。お父さんの仕事場は,村の山です。お父さんは,中学校をそつぎょうしたあと,おじいさんをみならって山仕事をおぼえたそうです。
おじいさんのわかいころは,よきやのこぎりで仕事をしたそうですが,今では,チェンソーで木を切りたおし,集材きで集め,かせんで道までおろすようになりました。きかいを使って仕事をすることが多く,ベんりになりました。
お父さんのねがいは,昔のように木がよく売れ,山ではたらく人がふえることだそうです。山の木も,花と同じように手入れをしないと,よい木が育たないそうです。お父さんのゆめがかなうといいです。 |
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○すぎ・ひのきのとれ高(役場調べ) |
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おじさんの話 |
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すぎやひのきは,実をとることから始まる。50年いじょうたった木から実をさい取する。
春に畑にまいて,2年目,3年目と植えかえをして,4年目に山に植える。昔は雑木を切って,地あけをせずに植えたが,今は山をきれいにしてから植える。
用材として切れるようになるまでには,下がりやえだ打ち・間伐や徐伐などをして,しつのよい木をつくるどりょくをかさねる。 |
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地あけ… |
木を植えるために,山をきれいにすること。 |
間伐…… |
森林がしげりすぎるのをふせぐため,切って木と木の間をあけること。 |
徐伐…… |
病気にかかった木,虫のついた木・曲がった木などを切る。 |
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①実とり |
④下がり |
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②なえ植え |
⑤えだ打ち |
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③植林 |
⑥ばっさい |
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