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2 すみよい村づくり
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みどりさんのむらでは,人びとが毎年8月に,道の草かりをしています。
みどりさんたちは,子ども会で道路にすてられているごみを拾いました。おじいさんたちも,老人クラブでかん拾いをしたそうです。 |
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道の草をかる人びと(道ぶしん) |
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8月7日,今日は,むらの道ぶしんの日です。
お父さんは草かりがまをもって朝早く近所のおじさんと出かけました。お父さんたちは,道路の両がわの草をきれいにかっていました。むらの人たちは,グループに分かれてかっています。
かったあとはすっきりして,道路が広くなったように感じます。
みどりさんは,お父さんに道ぶしんのことをたずねました。 |
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お父さんから聞いたこと |
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道ぶしんは,むらの道を通りやすくするために,昔からおこなわれている行事です。 |
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道ぶしんの日は,毎年8月7日に決められています。 |
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1けんにひとりずつ出ます。仕事を考えて,草かりがまや下かりがまなどを持って行きます。下がり機を持って行く人もいます。 |
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道路わきの草をかったり,あきかんなどを拾ったりします。 |
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場所はだいたい決まっていて,午前中に終わります。 |
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☆やすお君たちの地区のクリーン作戦 |
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○ごみ拾いのじゅんび |
・手ぶくろ
・ごみぶくろ
・火ばさみ
・一りん車 |
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○ごみ拾い |
・あきかんとびんともえるごみに分けてふくろに入れる。
・集めたごみは,軽トラックにつむ。
・集めたごみは,ごみしょり場へ運ぶ。 |
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○ごみのあった場所 |
・道路やみぞ(あきかん)
・道路の草むら(あきかん)
・道路わきの広い所(あきかんのほか,ベん当やすいかの食ベのこし,ビニルのふくろなど) |
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やすお君は,すてられているごみを拾いながら,「きたないなあ。十津川村の美しいしぜんを,どうしてきたなくするのかなあ。」と思いました。 |
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やすお君のおじいさんも,老人クラブのクリーン作戦にさんかしました。やすお君は,おじいさんに話を聞きました。
おじいさんの話 |
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おじいさんが小さかったころは,道路がせまく,自動車もあまり走っていなかったので,かん光客も少なく,道路のごみもあまりなかった。
かん光客が来てもよいし,みんながジュースを飲んでもよいけれど,ごみを道にすてるのはいけないなあ。近ごろは,川やけしきのよい所にもごみをすてている。
みんなが気をつけないといけないなあ。 |
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やすお君の通学路には,「ごみをすてないで,持って帰ってください」と書いた立てふだがあります。これは,健全育成会の人たちが立てたものだとわかりました。
村内には,これににた立てふだが,道路わきの広くなった場所やバスのていりゅう所など,あちこちに立てられています。
これらの立てふだをみると,健全育成会だけではなく,役場,婦人会,青年団,かん光協会の人たちが立てたものだとわかりました。
やすお君は,「ごみのないきれいな十津川村にするために,いろいろな人たちが,活動しているのだなあ。」と思いました。
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○きれいな村にしようとよびかける立てふだ |
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