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下組では十津川郷年貢赦免状ほか永年保存文書を格納する倉庫(いわゆる宝蔵)の建設を議し、場所は小原村に選んだ。そこで小原村は倉庫の警防の責任を負うが修造などは郷中の負担にするという契約を結んだのである。十津川宝蔵の成立がわかる。
下組は風屋村を中心とする上二村組、野尻村を中心とする下二村組、小森村・小原村を中心とする三村組、折立村を中心とする東村組、平谷村を中心とする四村組、湯川村を中心とする西川組を総称する(玉置の称が消えたのに注意)から、中野組、寒ノ川組など上組の宝蔵は別個にあったと考えられる。 |
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