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(13) 自分が17歳で西久保店に小店員として雇われたとき、図13のような厚司と云う着物を着た。勿論、我々は木綿の厚織り生地で、黒色、棒縞などである。 |
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(14) 主人や中年層の材木師は、ラシャ地の高級品を着用していた。外套も図のような木場外套で、裾長く、裾開きのものを着ていた。
(14.2)の外套は、木津呂、島津、小川口から来る筏師人がよく着用していた型である。木場外套(14.1)は、背中での継ぎ目なく、裾も折り返してあるが、筏師の(14.1)は、雨防ぎのため背中二重で、裾は水溜まりのないように切離しであった。 |
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