十津川探検 ~瀞洞夜話~
狼を射った最後のひと
   明治22年頃、東中の前阪淺太郎老人、今健在なれば95歳か、財あり。教員せしことあり。地方の有力者である。この人が東中の流れを渉りつつある狼を獲ったと云ふ。屍体は惜しいことをしたものである。
(31、8、8)
注- ・前阪淺太郎-職業は百姓。

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