十津川村立平谷小学校
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  『あおぐ果無(はてなし) 玉置山(たまきさん) 湖水に映える 学び舎は 輝く未来に 誓いもかたく 学ぶ元気な 平谷小学校 理想の園は ここにあり』
 これは校歌の2番です。校区に果無と呼ばれる集落があります。平成16年に 世界文化遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つ熊野古道小辺路(こへち)が、北の高野山からこの集落を通り南は紀州・熊野本宮へと通じています。そして、玉置山には国指定の文化財や県指定の天然記念物の宝庫と呼べる神社があります。また、源泉から湧き出る温泉など豊かな自然があります。
  また、152年前の元治元年、この地で十津川村の本格的な教育が始められたという重要な史実があります。121代孝明天皇の内勅により開かれた教育は、この地にあった松雲寺というお寺で行われました。後にこれが文武館となり更に現在の県立十津川高等学校へと発展し、そこで学んだ人々が村の危機を幾度と支える大きな力となりました。
 私は、これらの事実を子どもたちに伝え、自分たちの学校がこのような由緒のある所にあるのだと胸を張って語ることを勧めています。更には、この地の多くの方々に見守り育てていただいている事に感謝して、豊かな学校生活を送るよう心構えを諭しています。ふるさと「十津川」を愛する子育てのできる環境を生かした教育の推進に努めたいと思います。
 

 今年度、第53回目の入学式を迎え、8名の新1年生が加わりました。全校児童数が34名です。
 郷土「十津川村」に誇りをもって、強くたくましく、自己実現をめざして生きていく。児童にはいつの時代でもそうあって欲しいと期待をかけています。
 めざす児童像を、『よく遊ぶ子』『よく考える子』『よく語る子』と、三つの像を示しています。児童の自宅周辺では、子どもが居ないなどから群れて遊ぶ体験が激減している現状があります。子どもの遊びは、健全な人間に成長するためにとても重要な意味合いがあります。一人遊びでもそれは重要です。学校では、群れて遊ぶ時間を多く確保し、校庭等で時間一杯遊ぶ事を奨励しています。遊ぶ道具が無ければあきらめるのではなく、それに代わる物を考えたり、作ったりして遊んで欲しいのです。
 そして、自宅に帰ったら、学校であったことなど多くを語り、自分の言葉で伝える体験をたくさん積ませたいと思います。

知・徳・体の調和のとれた人間育成は不易です。子どもの健全育成については学校教育で意図的、計画的にそれを行っていますが、家庭や地域、教育委員会等の関係機関団体との密接な連携なくしては効果が望めません。ご理解の上、ご支援ご協力ご指導を賜りますようお願い申し上げます。                                     
                                     
校長 中 西 康 廣

学校生活