インターネット利用についてのガイドライン(インターネットを利用する際の基本的ルール)
[教職員編]
 
2000年12月1日
十津川村教育委員会
 
 このガイドラインは,十津川村立学校(以下「学校」という。)において,教育へのインターネットの利用についてまとめたものです。各学校はこのガイドラインを参考にして,実状に応じたルールづくりをお願いします。

目次
1.インターネットへの接続
2.ホームページからの情報収集について
3.ホームページの開設について
4.電子メールについて
5.その他(電子掲示板,チャット等)について

 1.インターネットへの接続
 学校がインターネットに接続しようとする場合は,十津川村教育委員会のサーバに接続することを原則とし,民間プロバイダ等に接続する場合は,教育委員会に協議し承認を得ることとします。個人が家庭でインターネットに接続しようとするときは,民間プロバイダ等に接続して下さい。

 2.ホームページからの情報収集について
(1) 情報収集目的の明確化
 ホームページにはあらゆる情報が無限にあります。そのためホームページを利用して情報を収集するにあたっては,その情報を収集する目的を明確にし,積極的に活用するよう指導して下さい。
(2) 情報収集の効率化
 情報の検索時間を短縮し,役務費を節約するために,リンク集や情報検索サービスなどを有効に使い,効率的に情報を収集できるよう指導して下さい。
(3) 問題のあるホームページへの対処
 問題があると思われるホームページの閲覧をしないよう指導徹底して下さい。また,収集した情報の中に,人権やプライバシーを侵害するような内容や個人情報等,問題のある情報を含んでいる場合は,取り扱いに十分注意して下さい。フィルタリング措置にかからない問題のあるホームページを見つけた場合は,十津川村教育委員会に直ちに連絡して下さい。
(4) 有料情報収集の禁止
 ホームページから有料情報を収集することのないよう指導徹底して下さい。
(5) 情報のダウンロード
 ファイルのダウンロードを行うとコンピュータの利用環境,設定が変化したり,コンピュータウイルスが含まれていて,システム全体に被害を与えることがありますので,無許可でファイルをダウンロードすることを禁止して下さい。また,学習に必要な情報をダウンロードする場合は,必ず先生の許可を得るよう指導して下さい。

 3.ホームページの開設について
(1) ホームページの開設場所
 学校において情報を発信するホームページは,十津川村教育委員会のサーバに開設するものとし,原則として民間プロバイダ等においては開設しないこととします。
(2) 情報発信の目的
 ホームページで情報を発信する場合は,情報に対する責任を持たせると同時に,「誰に向けて」,「何の目的で」,「何を伝えるのか」,「どうすればうまく伝わるか」を明確にして発信するよう指導して下さい。
(3) 人権の尊重
 ホームページに特定の人の人権を侵害したり,組織,団体等を誹謗・中傷するような内容を掲載しないよう十分指導して下さい。また,不確かな情報を掲載しないよう注意して下さい。
(4) 著作権の尊重
 他で公表されているホームページ,新聞,雑誌などの文章,写真,音声などの情報は著作物です。利用する場合は必ず著作権者に了解を得て下さい。児童生徒の作品にも著作権があります。作品を掲載するときは,本人または保護者の了解を得て下さい。また,他人の著作物を自分のページに掲載する場合,自分の著作物と引用部分とを区別し,著作物の出典を明示するなど引用における注意を守って下さい。なお,著作権フリーといわれるものはこの限りではありません。
(5) 個人情報
@ 個人情報の保護
 ホームページに児童・生徒や教職員の氏名,住所,電話番号などの個人情報を掲載するにあたっては,本人および保護者の同意を必ず得て下さい。特に児童・生徒の作品などの作者名はできるだけ掲載しないようにし,イニシャルまたは無記名にするなどの配慮をして下さい。顔写真を掲載する場合は,集合写真等,顔がはっきり識別できない写真を使用するなどして,その個人が特定できないようにして下さい。
A 個人情報掲載の終了
 ホームページに掲載した個人情報は,その目的が達成されたと判断される時点で掲載を止めるようにして下さい。また,年度毎に見直すなどの配慮を行って下さい。
(6) 内容
@ 点検
 ホームページに掲載する内容については,私的な意見と学校の公的見解を混同しないよう注意して下さい。また児童・生徒が作成した情報をホームページに掲載するときは,不適切な内容や表現がないよう十分点検して下さい。
A 営利目的の利用の禁止
 営利を目的とした物品の売買は禁止して下さい。ただし,学習活動の一環で,学校ホームページを利用して物品の売買や交換をする場合は学校の裁量に任されます。なお,児童生徒が勝手に行わないよう指導して下さい。
B リンク
 他のホ−ムページにリンクするときは,そのリンク先が他人のホームページであることを明示して下さい。問題のあるホームページや営利を目的としたり,政治的または宗教的宣伝のためのホームページへのリンクは禁止して下さい。
C ホームページの更新
 ホームページの情報は常に最新のものにするよう心がけて下さい。また,必ず更新日付を入れて下さい。特に統計データ等については更新日付を明示して下さい。
(7) 技術説明
@ ホームページの場所
 各校のホームページはあらかじめ割り当てられたディレクトリに保存して下さい。他の場所に保存された場合は予告なく削除する場合があります。
A データのサイズ
 ホームページの中に,動画や音声などのサイズの大きなデータを含む場合は,データのサイズを明示して下さい。
B 使用できない文字
 見る側のブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)の種類によっては表示できないことがありますので半角のカタカナは使用しないよう指導して下さい。
C トップページ
 ホームページのトップページのファイル名は,index.htm として下さい。
D cgi作成について
 サーバに負担をかけるcgiの作成はなるべく避けるようにして下さい。掲示板については,かけはしネット内の掲示板の使用をお願いします。

 4.電子メールについて
(1) メールでの交流
 電子メール(以下メール)によるコミュニケーションでは,お互いの顔が見えないので細かいニュアンスが伝わらず,誤解を生じることがありますので文章表現には十分注意させて下さい。
(2) 人権の尊重
 相手の人権を侵害することのないよう十分指導して下さい。また,嫌がらせや脅迫めいたメールを受け取った場合は速やかに適切な対処をして下さい。
 (3) プライバシーの尊重
 守秘義務を遵守し,児童生徒のプライバシーを守って下さい。
(4) 個人情報の保護
 個人情報の発信に際しては十分注意して下さい。また,児童生徒が勝手に他人の個人情報を発信しないよう十分指導して下さい。
 また,電子メールは,ネットワーク上に点在するいくつかのコンピュータを経由して配信されるため,その経路のどこかで他人に覗き見られる恐れがあります。この点を児童生徒に十分認識させて下さい。また,公文書等の送受信にも十分注意して下さい。
(5) メールの送受信
 自分宛に新着メールが届いていないか,定期的にチェックする習慣をつけるよう指導して下さい。また,送信するときは相手先のメールアドレスを十分確認してから送信させて下さい。よく使用するメールアドレスはアドレス帳を利用させて下さい。また,受け取ったメールについてはメールをくれた相手にすぐに返事が書けない場合でも,「メールを受け取りました。」という確認のメールを出すよう指導して下さい。
(6) チェーンメール
 チェーンメールとは「不幸の手紙」等のように,ねずみ算式に多くの人を巻き込み,ネットワークにも迷惑をかけるようなメールのことをいいます。善意によるものもチェーンメールになることがあるので,発信したメールが結果的にチェーンメールとならないよう,十分注意させることが必要です。またチェーンメールが送られてきた時は,転送せずに必ず破棄するよう指導して下さい。
(7) 不審なメール
 出所不明の不審なメールは不用意に開かないよう指導して下さい。特に添付ファイルには注意させて下さい。コンピュータウイルスに感染する危険があります。
(8) メーリングリストへの参加
 個人宛のメールを,メーリングリストに投稿させると,メールはそのグループ全員に届きますので,相手や多くの人に迷惑をかけます。メーリングリストに参加するときは,そのグループの「案内」があるかどうかを確認し,ある場合にはその案内を読んだ上でその運営方針,特徴を調べてからメーリングリストに参加させて下さい。
(9) パスワードの管理
 パスワードを自己管理することが大切であることを十分指導して下さい。
(10) 技術説明
@ メールの形式
 メールはテキスト形式で送信するよう指導して下さい。
A 使用できない文字
 相手のコンピュータ環境によっては文章が正しく表示されない場合がありますので半角のカタカナは使用しないよう指導して下さい。
B 迷惑メール
 ネットワークに大きな負担をかける上,相手のメールボックスを溢れさせる恐れがあり他のメールを受け取ることができなくなりますのでデータ量が1Mバイトを越えるような大きな画像ファイル等を添付したり,特定の相手に大量のメールを送りつけることはできるだけしないようにして下さい。
C 添付ファイル
 コンピュータウイルスを含む恐れのあるファイルを送信すると,システム全体に被害を与えることがありますので,絶対に添付して送らないよう指導して下さい。

 5.その他(電子掲示板,チャット等)について
(1) 電子掲示板について
 電子掲示板は色々な人が見ますので安易に名前などの個人情報を書き込ませないよう注意して下さい。また,むやみに色々な電子掲示板に書き込みをして,他のメンバーに迷惑をかけたりしないよう指導して下さい。
(2) チャットについて
 チャットは,インターネット上でソフトを使用して複数の利用者が書き込みができ,内容を読むことができる「おしゃべり」です。電子メールと異なり,リアルタイムの送受信ができます。ネット上から児童・生徒に誘惑の可能性もあり得ますので,個人情報を絶対に書き込まない,聞き出さないこと,チャットへ参加させるときは,事前に日程・時間などを決めてからメールで参加者を募り,チャットを行うように指導して下さい。
(3) フリーメールなどの無料サービス
 ネットワーク上には,フリーメールなどの無料サービスを行うサイトが増えています。登録に個人情報を記入することが必要なので,使用しないよう指導して下さい。


<出典・参考資料>
・インターネット利用のガイドライン 兵庫県立教育研修所
( http://www.hyogo-edu.yashiro.hyogo.jp/kenshusho/guide/index.html )
・ネチケットを教える先生方へ贈る資料集 平成10年度情報教育研究グループ
( http://www.edu-c.pref.miyagi.jp/doc/text/guidelines/index.html )
・前橋市教育情報ネットワーク利用ガイドライン 前橋市教育委員会
( http://menet.ne.jp/menet/guideline/kiyaku/guideline.html )
・インターネット利用にあたってのガイドライン 横浜市教育委員会事務局情報教育課
( http://www.edu.city.yokohama.jp/inguide/guide.html )
・UENガイドライン 宇部市教育委員会
( http://www.ube-ygc.ed.jp/guidelines.htm )