十津川探検 〜風俗図絵〜
炭俵(ダツ)作り
  図62
(62) 炭俵(ダツ)作り
 材料−大萱、細縄、板(札木)
 槌の子の一端を少々割って、縄の巻き始めを止めている。槌の子は、縄の両端に八個付けている。1を編んで3を編む。そして萱を折り返して4を編み、次に2を編む。母は非常な仕事達者であったが、一切の準備をして、只編む一方で、1日14枚が最高だったと云ふ。萱は、初冬枯れてから刈り取り保存し置き、雨、雪の日を利して作る。縄は殆ど晩仕事に手ないで作った。札木は、父や自分が作ってゐた。

風俗図絵へ