十津川探検 〜風俗図絵〜
少年時代の玩具
  図51
(51) 我等少年時代の玩具
 はじき鉄砲−唐竹で作った。筒先から石や茶の實を入れて弾く。
 吹き矢−あま竹のなるベく節間の長いものを用ゆ。中の節は、節の半分くらいを外から穿って、節内側をきれいにくり抜く。そして仕上がり後、厚紙を巻き密閉する。矢は細い割竹に円錐型に紙を巻付けて作る。
 突き鉄砲−にが竹の身の厚いもので、節間を用い、まづ紙を噛んで詰め込む。そして細い突き竹で先端まで押し出しておく。次、二弾目を強く押し出すと圧搾空気で、初めの紙玉が飛び出す。突き竹は、一發が筒に殘るだけ短くすること。
 くぐつ−鳩、つぐみ、百舌、雀を捕る。おびき寄せる餌は、鳩に樫の實、つぐみ・ひっかつ・あほどりにはシゲン玉やヤブコウジの實、雀には米・粟、もんず(モズ)には、小鳥の骸などを使った。

風俗図絵へ