十津川探検 〜風俗図絵〜
ゆるり
  (30) ゆるり−此の地方では、とくにこの撥音。四方に太いホタを置くこと定石。
図30
・注−ゆるり−一般的には「いろり」といった。一種の訛った表現で、この他に鮎を「アイ」、蓬を「ヨゴミ」と発音する古老が多い。
つと−竹籠の中に麦藁を(縦に詰めて)入れてある。
・注−「つと」は、火に焙った川魚を保存するために用いたもの。
じんざい−鍋、てつびんなどをかける道具。
・注−図中では「じんざい」とあるが、「じざい」が普通の言い方だった。このように訛った言い方もあったのである。「じざい」は自由自在の自在で、「じざいかぎ」にかけた鍋やてつびんの高さを調節できたのである。

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