十津川探検 〜風俗図絵〜
松焚の台,舟櫃
  図27(27) 石油使用までつかった松焚の台
 正月すぎの行事として、年間を通して焚く明かり用の松拾いをした。コエマツと称して松の軸(芯の部分)の油ぎったところを、この台上で焚いた。消えかけると追加して焚かねばならぬし、鼻の穴が黒くなるし、困りものだった。
図28(28) 新宮通いの荷物舟は、途中で泊まる場合、舟番と云う、荷物の番を夜交替でするため布団の必要があり、それを大きな舟櫃に入れて持ち運んだ。舟櫃の上部(蓋)は雨漏れを防ぐため一枚板で丸味をもっている。

・注−舟櫃には、布団以外に着替え、草鞋なども入れた。

風俗図絵へ