十津川探検 〜十津川巡り〜
深瀬隆太頌徳碑
 
 大字玉垣内、川合神社前にある。
 隆太は重里に生まれ、永井深瀬家を嗣[つ]いだ。若くして村の行政に携わり、大正11年(1922)には推されて村長となった。
 村長在職中は、道路行政に最も力を入れ、とりわけ五條・新宮間のいわゆる五新鉄道の開通には、政治生命・全財産をかけた。
 この鉄道は代議士玉置良直(折立出身)村長深瀬隆太をはじめとする同志達の猛運動の結果、大正12年(1923)国会の議決を得、工事に着工したが、遅々として進まず、遂に戦後の国鉄赤字路線解消とバス化の波に押され、陽の目を見ず、「幻の鉄道」となってしまった。
 隆太は昭和22年(1947)65歳報われずして世を去ったが、鉄道に寄せた燃ゆる情熱に深く感じ、その徳を慕う西川区民によって頌徳碑が建てられた。昭和51年(1976)のことである。
 
頌徳碑(玉垣内 川合神社前)
●頌徳碑(玉垣内 川合神社前)
 

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