十津川探検 〜十津川巡り〜
田中光顕歌碑
 
 大字上湯川大桧曽にある。
 光顕(浜田辰彌)は高知県佐川の出身で、幕末、討幕運動中、幕府の目を避けて、十津川郷に来たり、一時、上湯川田中主馬蔵宅に滞在していた。滞在中、近隣の子弟に学問・剣術を教えたという。
 やがて十津川郷を出た光顕は、維新の志士として活躍、明治新政府の要人として、宮内大臣に11年間在職、伯爵となるなど、維新の元勲として重きをなした。
 昭和12年(1937)滞在地跡に歌碑が建てられた。建碑者は主馬蔵の縁故者、千葉久実、阪倉淳吉の兄弟である。

 碑表面
   慶應元年の春果てなし坂の上にて
   “父母のすみます國は見えながら
      ふみもゆるさぬ関守は誰そ”
         昭和十二年春録舊作
         九十五叟 光顕
 
歌碑(上湯川) 田中光顕
●歌碑(上湯川) ●田中光顕
 

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