十津川探検 〜十津川巡り〜
新蔵・新作純孝碑
 
●(西川第二小学校々庭)
●(西川第二小学校々庭)
 大字出谷、西川第二小学校々庭にある。
 千葉新蔵は今から凡そ200数十年前、出谷に生れた。生来純良で親孝行、親の喜びをもって無上の楽しみとしていた。
 母みつは、かねてから西国33ヵ所巡拝を念願していたが、病と寄る年なみの為、やむなく断念していた。このことを知った新蔵は、老母を背負って巡礼の旅に出、1年がかりで33ヵ所すべてを巡り終えた。この孝心が通じたか、母の病気は全快した。新蔵はこの時、報恩の為、再び西国巡りを行なった。
 新蔵の長子新作は、親と同様、孝心厚く、田畑に出ては親をいたわり助け乍ら、身を粉にして働いた。この父子の徳行は、村中に、やがて五條代官、又老中松平定信にも伝わりそれぞれ厚く賞せられた。
 昭和11年(1936)村人達によって純孝碑が建てられた。文は出谷出身、文武館浦武助である。
 

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