十津川探検 〜十津川巡り〜
野猿
 
 大字平谷領、西川と出谷川の合流点近くにある。
 両岸から川の上に張ったワイヤーロープに、屋形[やかた]を取り付けた昔の交通機関である。この屋形に乗り、引き綱を自分でたぐり寄せながら、対岸に渡っていくもので、あたかも猿が蔓[つる]を伝う様[さま]に似ているところから、この名が生れたという。
 鉄線橋(通称針金橋[はりがねばし])が架けられるまでは、村内方々に有用な交通手段として、利用されていたが、今は実用のものは影をひそめてしまい、観光用のみとなっている。
 川面[かわも]の上空を一人でいくスリルと、珍しさが手伝って観光シーズンには、行列して順番待ちをする程、人気を呼んでいる。
   
野猿(観光用) 野猿
●野猿(観光用)
 

十津川巡りへ エリアA エリアB エリアC エリアD エリアE