十津川探検 〜十津川巡り〜
中井亀治郎碑
 
 大字込之上、国道168号線沿い十津川高校前にある。
 亀治郎は内原の出身、文武館において、江戸三大道場主の1人であった桃井春蔵直正、その高弟の黒谷佐六郎に剣術を学び、3年を経ずして奥義を究めた。
 19歳の時から師のすすめにより武者修業に出、各所の道場を訪ね、一度も敗けたことがなかったという。
 10年後村に帰り、十津川郷内や文武館の剣道の指導にあたり、晩年は顕彰寮の舎監も務めた。
 亀治郎は性無欲恬淡[てんたん]。得意技は突きであったが、天井の桟[さん]に手をかけて、蜘蛛[くも]のように天井を伝ったとか、崖の中腹の木の枝に下駄ばきで大石を置いてきたとか、数々の逸話の持主であった。大正7年(1918)53歳で病歿した。
 昭和38年(1963)10月、師を慕う門下生と有志によって碑が建てられた。
 
中井亀治郎碑(十津川高校前) 中井亀治郎(中央)
●中井亀治郎碑(十津川高校前) ●中井亀治郎(中央)
 

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