十津川探検 〜十津川巡り〜
黒木御所跡碑
 
   上野地の対岸、谷瀬にある。
 鎌倉幕府の末期、今から凡そ600数十年前、第96代後醍醐天皇は倒幕を企てたが、計画がもれ隠岐の島に流された。世にいう元弘の変である。
 天皇の第三皇子大塔宮護良親王は、難を避けて元弘3年(1333)の秋、しばらく十津川郷に身を潜められた。この時、竹原八郎をはじめとする十津川郷民は、谷瀬に仮の御殿を建て、親王をお守りしたという。
 天皇はその後、倒幕の軍を起こし、いわゆる建武の中興を成し遂げたが、三年後再び政権は足利氏にうつり、親王は鎌倉に幽閉[ゆうへい]され、尊氏の弟直義によって害され、28才の生涯を閉じられた。
 明治38年(1905)郷民によって、谷瀬に「黒木御所舊址」の碑が建てられた。
 
黒木御所跡(谷瀬) 大塔宮遺跡(谷瀬)
●黒木御所跡(谷瀬) ●大塔宮遺跡(谷瀬)
 

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